後遺障害なし
弁護士費用特約利用
傷害:左上肢挫傷
保険会社:東京海上日動火災保険
相談者は歩行者、加害者の勤務中に起こした事故だったため、使用者である会社と損害賠償交渉を進めました。
交渉決裂により、訴訟を起こしました。
被害者は、専業主婦であったため、家事労働の休業損害、通院慰謝料、過失相殺が争点となりました。
複数回の裁判期日が開かれ、家事労働の実態等を主張、立証していき、担当裁判官からの和解金額に約10%を上乗せした金額で、最終的には裁判上の和解が成立しました。
実通院日数が少ない場合、家事労働の休業損害は認められにくくなりますので、ご注意ください。
訴訟提起から約8か月での解決となりました。
保険会社当初提示案より、約2倍の金額への増額となりました。